二歳をすぎても靴を履いてくれなかった
次男は歩き出すのが遅かったのですがそれでも二歳頃には歩いていました。
赤ちゃんの頃は抱っこで移動するので裸足か靴下だけでもいい。
でもトコトコ歩くようになったら靴は履いて欲しい。
家の中なら裸足でもいいけど外を裸足で歩かせるわけにはいきません。
それなのに靴を嫌がって泣き叫び全く履いてくれませんでした。
履かせると泣いて座り込んで靴を脱ごうとしてしまって歩かせようとしてもびくともしません。
長靴なら履く子もいる
療育に通っていたお母さんがうちの子は長靴は好きで雨じゃなくても履こうすると言っていました。
確かに長男は二歳頃に家の中で新品の長靴をずっと履いていた時期がありました。
次男にも長靴を試してみましたがやっぱりダメでした。
長靴だとスポッと簡単に抜くことができるのですぐ脱いじゃうんですね。
医師は感覚過敏と診断
「地面に足がつくのが嫌なのかな?つま先歩きはしますか?」
と医師には聞かれましたが、次男は自閉症の特性でもあるつま先歩きはしませんでした。
裸足では普通に歩いています。
地面にピタッと足がつくのを嫌がるというより靴の締め付けを我慢することができないという様子。
靴下もそんなに好きではないので車の中ではすぐ脱いでしまっていました。
靴もゆったりしていてきつくないものを履かせようとしていたのですがそれでもやっぱり嫌がります。
強制的に無理やり歩かせたのが成功
ずっと靴を履いてくれなくて悩み療育相談にもいつもそのことを話していました。
それが三歳になる前に靴を履いて歩けるようになったのです。
靴が履けるようになったのは泣き叫んでも手をつないで引っ張って無理やり歩かせるという方法が成功したからです。
私は泣き叫ぶと可哀想だなとか、引っ張っても歩かないと諦めていましたが、お父さんが泣いていても容赦なくやってくれました。
自分も小走りすることで本人も走らなくてはいけなくなる。
座り込もうとするのを手を引っ張って阻止。心を鬼にして。
お父さんは笑顔で楽しいよーとアピールしながら長男も笑顔で楽しんで一緒に走る。次男は大泣き。
周りからみたらなんなんだろうこの親子って。
家の前をちょこっと走るだけなのですが、それを何回か続けていくうちに靴を履けるようになったのです。
何事も実践
いろんな人に相談しましたが具体的な方法はアドバイスされませんでした。発達障害は子供によってパターンは様々で一概にこれが良いと言い切ることができませんし。
まさかお父さんの強制的な方法がきくとは・・・こっちが走れば走らざるをえないだろうという考え。
嫌がっていても何度も靴を履くことで慣れていったのでしょう。
同じように靴を履いてくれないお子さんにこの方法はあまりおすすめできません。
うちの子がたまたま成功したともいえます。
それでもたぶんあのままいったら3歳をすぎても靴を履いてくれなかったでしょう。
思いついた方法を何でも実践してみることが良いのだと思いました。
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